鬱病発覚直前の心理的症状!保育士で鬱病になった筆者の話

メンタル
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こんにちは、みほです( ´ ▽ ` )

仕事が忙しくて体調が悪い。変なことを考えてしまうことも多いし…これって鬱病なのかな?

今回は、こんな疑問を抱えている方向けの記事をご用意しました!

過度なストレスがかかると、人は心の病を患ってしまいます。

私もブラック保育園に勤めたばかりに、鬱病を患い病気と一生を共にすることとなりました。

これから、私が鬱病と発覚する直前の思考の変化をまとめたのでご紹介します!

この記事を読んでいただければ、自分の今の症状や鬱病になる前の段階などが分かるかと思います。

あくまで私の場合の症状となりますので、あくまで参考程度にご覧ください^^

元ブラック保育園勤め筆者の鬱病が発覚する直線の心理的症状


それでは早速ブラック保育園時代の私が鬱病だと発覚するまでの過程をご説明します!

先ほどもお伝えしたとおり、今回はやや暗めなお話なので、少しでも笑えるような作りにしました♪

ですから、不快に思われてしまったら申し訳ありませんが気軽に読んでいただければ幸いです^^

当時のエピソードも交えてご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください!

鬱病発覚前の心理的症状①:仕事>>>超えられない壁>>>休息

まず、恋人や友達、家族と遊んでいる時も仕事のことばかり考えてしまうようになります。

最近は話題にもなってきましたが、ブラック保育園に勤めていると休日・休憩なんて存在しません^^;

勤務中は保育、休憩時間は子ども達が起きてからの準備や壁面・製作準備、退勤後や休日も壁面・製作・行事準備に事務作業…

あ、もちろん給料なんて出ませんよ…

でも仕事は減らないからやるしかないんです( ノД`)

こんなことを続けていくと、自分の中で休日なんてものはなくなって、私生活をひたすら仕事に費やす社畜が出来上がります( ^)o(^ )

エピソード①

私の園では、サービス残業・休日出勤は当たり前でした。

ブラック保育園のベテラン保育士曰く「私たちの若い頃はもっと大変だった」とのことで、改善する様子は微塵もなかったです。

退勤後や休日に電話が掛かってきて保育について怒られたり仕事の話を振られたりも日常茶飯事でした。

先述したとおり、勤務中はとにかく保育をしなければならないため、製作準備や事務作業などは退勤後や休日にしかできません。

恋人に「休みの日は休みなよ」と言われ1日何もしない日を作ったが、園長には「どうしてもっと努力しないの?」と怒られる始末^^;

「もっと仕事しなきゃいけないんだ」「休んじゃいけないんだ」と、次第に思考がおかしくなっていきました。

鬱病発覚前の心理的症状②:新人「この園でのミスは全て私の責任です!!!」

ブラック保育園に限って、クラスのミスは新人のミスとかいう意味不明な風潮があります(-_-)

しかしどんな理不尽な注意・指摘でも、周りから「あなたのせいよ」と言われ続けるせいで、本当に全部自分のせいなんだと思うようになってしまいます。

なぜかというと、ブラック保育園は組織が小さいためか、洗脳を掛けられているかのような精神状態になり、

端からみたらおかしな風潮も働き方もその園では当たり前のことになってしまうんです。

それが原因で理不尽が横行し、必要以上に責任を感じて落ち込んでいる新人保育士多いなと思います^^;

エピソード②

私もこのような思考に陥った人間です。

私の園ではクラスのミスは新人のミスという暗黙のルールがあり、園長からの理不尽すぎる指摘を常に受けていました。

私のクラスは先輩と私の2人主担任だったのですが、その先輩がなかなか曲者で、仕事を抱えてしまううえ段取りとかをこちらに教えてくれない人でした。

それが原因で、必要書類や行事で準備するものが提出期限ギリギリで園長に叱られ「え!?そんなのあったの!?」と発覚する事件が多々発生^^;

新卒の私は教えてもらわなければ、提出するものがあるなんて気付けません。

事件をきっかけに、行事前などはやる事がないか聞くも「私がやるから大丈夫」と若干キレ気味で言われる始末。

結局期限ギリギリになって叱られるパターンが続いていました。

しかし、私の園はどんな経緯があろうと新人が全て悪いのです。

特に先輩は本来であれば園長レベルのベテラン保育士だったため、園長は私に注意するしかありません。

仕舞いには相方が遅番で私が早番だったとき、園長に「相方の先生が遅くまで仕事するのに可哀想だと思わないの?」と言われ、居残りで保育することになりました。

あ、もちろんサービス残業です(2回目)

書いていて思ったけれど、絶対おかしいですね。笑

しかし洗脳されきっていた私は「早番だった私がいけないんだ」と謎に落ち込んでサービス残業を受け入れていたんですよね^^;

鬱病発覚前の心理的症状③:(仕事から)逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ…

ブラック企業に勤めていると、よく「どうしてそんなに辛いのに辞めないの?」と周りから言われがちですが、

辞めないんじゃなくて辞められないんですよね^^;

洗脳がいきすぎると、この職場から逃れることはできないと思ってしまいます。

「辞めたいって言ったら何て思われるだろう」「こんな事で辞めるなんて私はダメな奴だ」

…と、職場の反応を気にしてしまったり、理不尽なことで怒られすぎて自分を責めることに走ってしまったりして、

「やっぱり辞められない、ちゃんと働かなきゃ!」と頑張り続けてしまう方が多いんです。

エピソード③

私もこの辞める=悪に囚われていた人間でした。

というかもはや自分の頭の中から「退職」の2文字は消えてて、ずっとこの苦しい環境の中で働かなきゃいけないんだと思ってましたね。

これまでに色んな洗脳をかけられすぎて、そう感じちゃってたのかもしれません。

反応も怖かったですし、自分のことをすぐに辞める情けない奴だと思いたくなかったんでしょうね(⌒-⌒; )

今思えばさっさと辞めて新しい職場に行けば、鬱になんてならなかったのになあと思います。

鬱病発覚前の心理的症状④:(°□°).。oO(今飛び込んだら楽になれるかな)

これは希死念慮といって鬱病の特徴で、大変危険な思考のようです。

よくブラック企業に勤めている方が自ら命を絶ってしまった…という悲しいニュースが流れてきますが、人は追い詰められすぎると、死ぬ=解放されると考えるようになります。

今までお伝えしてきたように、ブラック企業はあの手この手で洗脳してきます。特に退職や転職を最大の悪として植えつけてきます。

新人保育士は初めての職場でそれが当たり前のことなんだと勘違いしてしまいますよね。

だから辞められないなら…とを選んでしまうんです。

エピソード④

過重労働×理不尽な重圧×逃げられないで限界を迎えていた私は、電車や車を見るたび「これで楽になれるかな」と思うようになっていました。

他にもロープやネクタイなどの長い物を見たら「首吊りって痛いのかな」と考えていることも。

しかし死を意識することが異常だということすら理解できていない自分は、そのまま仕事を続けていました。

今思えば恐ろしい精神状態ですよね。

あと少し不可がかかっていたら、自分はこの世にいなかったかもしれないと思うと怖いです(⌒-⌒; )

この精神状態で仕事を続けた結果


冒頭でもお伝えしたとおり、私は鬱病となり現在も闘病中です。

最終的に私は職場で倒れ早退。翌日から職場に行くことができなくなり休職。その後退職となりました。

今は多少症状が落ち着き、パニックになったり希死念慮が出てきたりする頻度は減りました。

仕事はブログやWebライター、アルバイトができています^^

私は元々メンタル的に強い人間ではありませんでしたが、基本は明るい性格で、自分の思ったことは言えるタイプでした。

しかし、鬱病を患ってからは外に出ることが億劫になったり、パニック症状が出たり、ストレスがかかると希死念慮が沸き上がってきたりします。

やはり簡単には治らない病気なので、治すというよりも仲良く付き合っていけたらなと考えています^^

ブラック保育園で鬱病になった筆者からのお願い


最初にもお伝えしましたが、鬱病は一度かかってしまうと本当に大変な病気です。

一歩間違えればこの世を去ってしまう可能性だってあります。

ですから、危険を感じたら逃げてください

会社は辞められない、辞めたら恥と思われると強く感じてしまうかもしれません。

でも大丈夫!

同じように考えていた私ですら保育園をやめられて、現在は病気と付き合いながらも楽しく生きています♪

それよりも、あなたが鬱病になってしまう方が一大事です。

もしあなたが現在私と同じような症状が出ていたり、以前とは違う精神状態・体の不調を感じるならば、急いで病院に行ってください。

そして、あなたの身近に自殺をほのめかすような発言をしていたり、遠くに行きたいなど言っている知り合いがいたら、少しでもいいので話を聞いてあげてください。

これ以上愚かな会社に尊い命が奪われてしまわないよう、筆者からのお願いですm(_ _)m

自分にもこんな傾向があると思ったら病院へ!


今回は、ブラック保育園で働いていた私が、鬱病だと発覚する直前の心理的症状をご紹介しました!

何度もお伝えしていますが、鬱病になった方全員がこの初期症状があるとは限らないため、

自分の中でいつもと違う感情・体調を感じ取ったら、すぐに病院へ行ってください。

読者の皆様が少しでもストレスから解放され豊かな生活が送れることを祈っております♪

今回は長文となりましたが、最後までご覧いただきありがとうございました!
それでは(^^)/~~~

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